「北カスターナ連合王国」の版間の差分

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この地にあったエギナ人のエギン帝国をカスタナ人が南下して奪った。カスタナ人の南下はハイルダル帝国の突然の滅亡が原因である。この連合王国は、あくまで小国の集合であり、ばらばらで連帯は強くない。「中央」の運営は伯領ごととなり、かつてより連合の意味が問われている。第二次南下でアズアマイル伯領、ラカロアース伯領が狭まってきている。<BR>

2019年2月14日 (木) 16:21時点における版

北カスターナ小諸侯国、
小国が林立し、一つの大国家を形成している。諸侯会議とも言われる連合の政治機構の中心「中央」が代表である「王」を擁立している。「王」に実権はなく、あくまでも顔であり、「中央」が国を運営する。首都はコストルである。

農業

領域内の自給自足農業中心で、ブタの飼育が盛ん。二圃式農業を活かしている国もある。北部では牧牛が盛んで乳製品を生産している。

人口

大都市としてはコストル市(旧エギン帝国北都)七〇〇〇人、カスル市(旧エギン帝国西都)七二〇〇人、マジ市(旧エギン帝国首都)八〇〇〇人があり、マジ市は過密で治安が悪い。各都市は遺構を利用していて、旧市街の位置とはずれたところにある。

貿易

マジ市の貿易港はエイブルサックに次ぐ繁栄を遂げている。エギン帝国時代に建造された巨大なアーチ橋や波消しの為の人工島などで構成される。この港はかつて完全に人の手で掘り込まれた。
またカスル市やコストル市など街道沿いにある都市も海上貿易のほか、隊商相手の貿易で栄えている。

宗教

嵐の神グラムバード、風の神ランデドゥ、戦いの神バルバンなどカスタナの神々が続く。その主神はブロンバーンであり、その名さえ恐れているという。港がある都市ではアギーン神やラゲルプト神などの神殿もあるが、力はさほどではない。
エギナ人の知識と理性の神ベルムン異神の象徴や建造物は破壊されている。エイヴォン伯領、ツイラン伯領には、死を滅ぼす神としてセト神の神殿とその聖山キューン山がある。
ラカロアース伯領以北にはメトル神崇拝が多い。
多様な神々のうち現世利益を威厳とともに与えてくれる力強い神々を認めている。

人種

カスタナ人がほぼ八割を占め、ほぼ二割がエゼル人である。エゼル人はラカロアース伯領以北に多い。
スコープスベノン平原には、カスタナ人系とキューナ人系の蛮族の集落が点在する。
エギナ人は頰に所有者の紋を入れられ奴隷として使役され、また生け贄として人身御供に使われる。エギナ人迫害はしばしば起き、流血沙汰もある。噂によるとカスタナ南下のエギナ人虐殺の時からの遺骸が街の下水道に残っており、人魂が市街に立つことも珍しくないという。

政治

伯位を持つ者がその国内の王であり軍団長であるという制度である。カスタナ南下時の十五英雄の子孫であるとされる。南カスターナとはあまり仲が良くない。「中央」の政治機構はエギン帝国と役職名が同じである。

特色

掟や野蛮な法律による武力主義で統治されている。それは宗教の力によるところが大きい。農民は兵士を兼ねている。
農村では豚が珍しくない。島々には未開なものが多く怪物も住む。

歴史

この地にあったエギナ人のエギン帝国をカスタナ人が南下して奪った。カスタナ人の南下はハイルダル帝国の突然の滅亡が原因である。この連合王国は、あくまで小国の集合であり、ばらばらで連帯は強くない。「中央」の運営は伯領ごととなり、かつてより連合の意味が問われている。第二次南下でアズアマイル伯領、ラカロアース伯領が狭まってきている。