エルフ

提供: 幻創世界ドループ
2018年5月20日 (日) 10:08時点におけるWosamTakami (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「個人差が大きいが、エルフは自分の生まれた森の声を理解でき、それによって侵入者を知るという。森は木の種類によって、...」)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

個人差が大きいが、エルフは自分の生まれた森の声を理解でき、それによって侵入者を知るという。森は木の種類によって、邪悪だとか、正義だとか個性がある。エルフはセレンの若木の枝でいい音のする弓を造る。
エルフは職人を重んじている。弓や楽器とか、櫛などの装飾品だとか、うつわ(器)とか鏡、衣類なども芸術品として扱い、職人は人間だろうがドワーフだろうが厚遇される。
四年に一度のフェスティバルは"都(みやこ)"からの使者「伝令」が銀とダイヤと絹で着飾って走りながら村々を廻る。走者は村長の家に神聖な樫の実(ドングリ)を七粒、扉にぶつかるよう投げつける。「伝令」は鳥のように魔法の力でもって走って行く。この祭りには追放者以外の者が生まれ故郷か真実の故郷”都”に戻って祭りに臨む。この祭りに四回続けて出なければ十五年追放される。
祭りは二週間続く。祭司がドングリの神聖な文字を読み、”都”の出来事を伝える。そして祝うべき事柄と、歌うべき歌と、踊るべき踊り、飲み交わすべき酒を指定し、その四年の作物の出来映えを予言した大祭王の言葉などを伝える。
七粒のドングリは小冊子くらいの情報を伝えうるのである。