スコープスベノン
2024年9月27日 (金) 23:10時点におけるWosamTakami (トーク | 投稿記録)による版
スコープスベノンは蠍毒(かつどく)として知られる蛮族の平原で、未開な世界である。
かつて海であったところが隆起してできた平原で背の高くない草原が広がり、むき出しの岩がごつごつと広がっている。この平原には大群で移動する毒を持つ鹿や渡り鳥など恵まれぬ植物に豊富で多めの獣が生息する。人間も家畜も例外なく草原の草に頼っている。
この土地に文明が入ってこないのはまず、自然の猛威が挙げられる。五、六月くらいにやって来る嵐、「草原のうねり」は枯れ草と土砂を運ぶ風で、風速が立っていられないほどに及ぶ。このような風のために草原の草は低く生え、がっしりとした根を持つ木さえ折られることもあり、無論人間の知恵や手ではどうしようもないほどである。また、粘土が少ない点も耐えられぬ理由の一つであろう。
しかし、文明が入り込めない最大の理由は平原そのものにある。平原がかつて海だったときに落下したらしい鉄分の非常に多い巨大な隕石片が散乱しており、そのためこの蠍毒平原においては弱い魔法は力を発揮しないのだ。
魔法の死ぬ世界 それはこの蠍毒においてのみ、である。
エゼル系、キューナ系、カスタナ系の三系統の蛮族が平原の北部から東南部に広がり、また人間以外にも黒エルフ(ブラックエルフ)族や蠍毒オーク族、ゴブリン族が分布する。
ペディオン付近の蛮族は非好戦的で畑作や牧畜を行うところもある。蛮族とは呼びにくい部族となっている。以下主要部族を挙げる。