地球評議会の歴史

提供: マジシャナルズ wiki
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No.54

 遥か昔から命を生み出してきた地球も人類が生活しうる空間の保持が、難しくなってきた時代が、やってくることになった。人類は新たなる発展のために月と、火星に足を踏み出していった。

 その後、地球に残された人類の歩みは混沌としたものだった。人口は宇宙に上がった人々のために、一時的に減少して慢性的な労働者不足が起こり消費に生産が、追い付かない状態が続いた為に街では、食料の不足から暴動や略奪が相次いだが、その鎮圧にも人手が足りない有様だった。地方の街や元から人口の少なかった国などにゴースト現象が、発生しはじめたころに残された各国の首脳が集まり会議の結果ある答をだした。


 国境の永久的な排除

 各国は地球国の一地方になる


 この大胆な宣言により残された人々は裕福な土地と気候、他の人々が生活をする場所に自然に集まりはじめた。(一部の民族はコロニーを形成して生まれた土地から動かぬ者もいた)この政策により地球国の新たなる首都は、今のオーストラリアに決定された。これにより人々はオーストラリアを中心に成長と発展を歩み出す。その後ロボット産業の発展により人々の生活は次第に、安定して月や火星との輸出、輸入に経済が潤いはじめる。一般的な市民も給仕ロボなどの労働力を持つことができるようになる。食料なども動物などのクローン技術により安価に手に入れらるようになっていた。一部の裕福な人々はロボなどに頼らずメイドなどの労働力を雇い近世貴族の様な生活美意識をもつ者も多々いた。

 地球は時代の流れと共に、また国々が次第に分裂化しはじめて民族紛争や領土問題などの課題を持ちはじめる。そのように混沌がひろがるころ大事件が発生する。

  火星の独立宣言である。

 火星は国家として地球と対等に渡り合うために、国家の成立を宣誓したのだ。これに地球国は一斉に反対したために戦争に突入していった。人類が初めて経験する宇宙戦争である。戦争は長く続き地球の経済はガタガタになっていった。火星でも同じように経済をはじめ火星国家に不満が蔓延しはじめていた。  独立戦争は、火星の勝利と言ってよいカタチで終了したがその後に火星は一人の女性の運動により火星国は解体され、火星帝国レッド・テラが成立される。地球は、各国に分かれたが、地球評議会の名で統治され経済などの立ち直りが徐々にはじまってる。


藤川大和