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[[Category:C.S.S.2005.8]]
 
 地球は地球評議会が領土国家の上に立ち、領土線が存在しているにもかかわらず、地球を各ブロックに分けた。そして評議会軍を組織し、地球の軍権、警察権を手中にしているが、実情は先進国の言いなりにせよ、という発展途上国の内政干渉をおこなう実権を握ったも同然の位置に収まっている。そのため、21世紀から続いていた無差別大規模テロリズムが続けられていた。
 有史時代初期の宗教レギオナリズムがソル・ネット・レギオナリズムに替わられ宗教はセレモニー様式のみを残し衰退したが、ソル・ネット・レギオナリズムからめきめきと頭角を現したのが他でもなく電子の宗教レラール教である。レラール教会成立後、衰亡の危機にあった古い宗教の指導者は恭順し、事実上吸収された。貴重な宗教建築物は庇護され、聖典は人類の英知として流布・研究を奨励された。宗教戦争は終焉の時を迎えたかに見えたのであった。

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