差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
{{デフォルトソート:ぐるふぇらみん・ぷらん}}[[Category:C.S.S.2005.8]][[Category:テクノクラテス]][[Category:地球]][[Category:レッド・テラ]][[Category:レラール教]][[Category:技術]]
No.42<br>
 衰退を続け、凋落一途にある地球では、起死回生の逆転打が提案された。それは、大気交換装置である。<br>
 環境破壊が進み、一部の地域では酸素ボンベを使用しないと生きていけないほど汚染が深刻になった大気を全地球規模でそっくり入れ替えようという計画だ。発案者は地球連邦ドイツブロックの科学省大臣、エルザ・ブローグナー(26歳、女性)。 環境破壊が進み、一部の地域では酸素ボンベを使用しないと生きていけないほど汚染が深刻になった大気を全地球規模でそっくり入れ替えようという計画だ。発案者は地球評議会ドイツブロックの科学省大臣、エルザ・ブローグナー(26歳、女性)。<br>
 ブローグナーは、汚染物質の吸着と浄化を行う超微粒子「グルフェラミン」のフィルターを無人飛行船に搭載し、半永久的に地球中を隈なく飛び回らせることで、大気中に浮遊する汚染物質を回収できると説明した。<br>
 地球の大企業は、既に厳しい法律で汚染物質の排出を最小限に抑えていたが、多年に渡るツケは大きい。ブローグナーの計画は、コストもさほどかからず、歓迎されるかに思われた。<br>

案内メニュー