「科学対魔法」の版間の差分

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<q>ES細胞を作成するためには、ヒトの受精卵を壊す必要がある、という問題である。体外受精の過程で生じる「余剰胚」と呼ばれる受精卵だが、これを母胎に戻せばヒトが生まれることから、それを破壊することは「人工妊娠中絶」やさらには「殺人」に相当するのではないか、という疑念が欧米のキリスト教界を中心に提起された。というのも、ローマ・カトリック教会は「ヒトの生命は受精の瞬間から無条件の尊重を要求する」という立場から、たとえ研究上の目的であっても、受精卵への操作や廃棄は生命を奪う行為であるとして、それに強く反対してきたからである。</q><ref name = "esips"/><br>
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<q>ES細胞を作成するためには、ヒトの受精卵を壊す必要がある、という問題である。体外受精の過程で生じる「余剰胚」と呼ばれる受精卵だが、これを母胎に戻せばヒトが生まれることから、それを破壊することは「人工妊娠中絶」やさらには「殺人」に相当するのではないか、という疑念が欧米のキリスト教界を中心に提起された。というのも、ローマ・カトリック教会は「ヒトの生命は受精の瞬間から無条件の尊重を要求する」という立場から、たとえ研究上の目的であっても、受精卵への操作や廃棄は生命を奪う行為であるとして、それに強く反対してきたからである。</q><ref>[https://www.jstage.jst.go.jp/article/tits/18/2/18_2_26/_article/-char/ja iPS細胞と生命倫理 野家 啓一]</ref><br>
  
  
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==関連項目==
 
==関連項目==
 
*[[レラール教]]
 
*[[レラール教]]
<ref name = "esips">[https://www.jstage.jst.go.jp/article/tits/18/2/18_2_26/_article/-char/ja iPS細胞と生命倫理 野家 啓一]</ref>
 
 
<references />
 
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2020年5月7日 (木) 02:12時点における版

 このテーマは哲学が哲学者とソフィストという対立図式を必要としたように、科学もまた科学と魔法という対立図式を必要として成立に役立てたテーマ[1]です。
 ところが近年、科学の方こそが人間を無視した宗教と化し、正邪善悪には倫理哲学が科学の奴隷のように追従するようになると、現代哲学では盛んに警鐘を鳴らしています。
 たとえば、es細胞技術とiPS細胞技術はどうでしょうか。


ES細胞を作成するためには、ヒトの受精卵を壊す必要がある、という問題である。体外受精の過程で生じる「余剰胚」と呼ばれる受精卵だが、これを母胎に戻せばヒトが生まれることから、それを破壊することは「人工妊娠中絶」やさらには「殺人」に相当するのではないか、という疑念が欧米のキリスト教界を中心に提起された。というのも、ローマ・カトリック教会は「ヒトの生命は受精の瞬間から無条件の尊重を要求する」という立場から、たとえ研究上の目的であっても、受精卵への操作や廃棄は生命を奪う行為であるとして、それに強く反対してきたからである。[2]


 こうした問題をiPS細胞技術は解決した。しかし、新たな倫理的空白を生み出した。これがトランス・サイエンスです。懸案は同性同士の細胞を使って卵子と精子を作ることが出来る可能性があることや、キメラを使った臓器培養が出来る可能性についてです。こうして、科学は科学には答えられないトランス・サイエンスを生み出しました。

 ここで思い出して下さい。科学と魔術の対立図式を。魔術には迷信や詐欺などもありましたが、心理的なもの、願いと祈りがその本質でした。それが魔術と宗教を支えていたのです。それが、トランス・サイエンスに対峙できる手がかりとなるでしょう。
 そんな期待から、科学と魔術の対立図式を文学やエンターテインメントで愉しんでみる。
 科学対魔法のテーマはこのような位置づけです。
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